初凪や別府湾なる朱のたひら 代書室むすびやなぎを輪飾に 賀状なく1四半期代書報 独楽澄んで洗濯板を宇宙とす 左義長の無常の炎とぞ浴むる
行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログの新着ブログ記事
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日溜の山の平に小鳥罠 餌を欲ると乗る枝落つる小鳥罠 雪に弱る小鳥を見れば汁に欲る 肉なき日父捕へたり兎の一羽 鳥兎鹿狸汁冬の幸
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卯年明け探査機白兎月へ飛ぶ 廃校址(はいこうし)かつて探しし雪蛙 ふる雪のふれてはきえて花八手 元日の古墓隠す山しづか 父母の亡き初御空青ふかく
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みなさん、日々の速さは今年も同じようで、もう仕事始めの日です。4時半過ぎには事務所に出るつもりです。今年もよろしくお願いします。 230104詠 初明かり先づは硯に受けとめて 初刷の代書屋報の句三昧 書初や久しくなりし左書き 淑気かな湯出しの蛇口空噴きも 去年今年まづ心庭がゼロとなり
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火売神社にお参りしてきました。これで一安心です。
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令和癸卯の年が明けました。新年を祝し、皆様のご多幸をお祈りします(^^)
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早々と仕事納め式(形だけ)を済ませ ました。みなさん、今年はお世話にな りました。来年も4日に仕事始めをし ますので、よろしくお願いします。で はよいお年を!
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今日を今年の句を詠む最後の日とします(前倒し詠にて) 雪しきり風まで出でて降参す 虎落笛高度社会を見透かして しんしんとおほつごもりの懺悔かな 一年の憂を行かし大晦日 平凡に蕎麦食ふのみに年送る
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みなさんよいクリスマスを(^o^)!
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小鳥罠に使ふ櫨の実棒で突く 小鳥罠バネの冬木を曲げてみる 打詰(うつつめ)とふ小鳥罠にて鵯(ひよ)狙ふ 瓦落しの小鳥罠に落つ冬雀 小鳥罠肉のなき世に肉を狩る
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山茶花や国を喰はるること勿れ 石蕗の花このまほろばに身を生かし 火を焚くや清き炎でありぬべく 川岸に水振り落とす鴨らかな 日溜の土手がしたしき境川
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「サンタ来るかな」兄に囁き寝ね(いね)につく 手袋を待ちこがれゐる聖夜かな サンタ来し五十円玉と林檎一つ ネオン街人のまばらに聖夜かな 冬涸の川にかすかに水の音
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氏神の歳神社から淑気立つ 遠国の克苦を祈る大旦(おほあした) 初明かりなべてなるべし平らかに 初凪は神の恵みか癸卯明く みづのとの卯の年来る安くあれ
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老いし冬三方陣も役立たず 未明覚め老はヒーター炬燵より いよよ歳末悲歓離合が身に重し 初雪のかく難敵にならむとは 勝負が損得がみな去年今年
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霙降る峠を越してふるさとよ 冬ざれの似合ふ故郷と帰りをり 六郷の凍てつく道の涯故郷 俳談義して年忘れ兄と我 結び柳に水を吸はしめ年用意
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書に動く世の代書屋の年詰る 百草園に行かず久しも風邪猛り 東京は永久の夢かな令和冬 大人逝きて防衛進む冬木の芽 三法改正 書に代る電磁の世かな年惜しむ
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街路樹の無音に年の改る 癸卯とふ期待の希望初明かり 巌をもつらぬく流去年今年 竹山がしいんと音し大旦 大人刀自も彼岸へゆきて年の明け
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思考さへ固体に変へて凍つる夜 道端に氷柱が立ちて村しづか 足に敷く藁発酵し雪に勝つ 昭和貧しも然るに雪を怖れざり 親類が来ると囲炉裏に魚を焼く
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雪の日は宮に馬乗りして遊ぶ 悴んで母は厨に水仕事 霜焼の妹の頬いと赤し 戦紙(ぱつちん)にこの頃勝ちて稼ぎけり 竹馬に乗るや人より高くなり
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冬の山おのれがために聳り立つ 冬暖き午後老人のここかしこ 北国の温室(むろ)に実れるバナナかな 於新潟 峨々として眠れる山が過去を抱く すくれたるふくら雀よ縁へ来よ 「すくれる」は両子方言で「寒がる」
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国際の歪身近に冬深む 怨念と自高のもつれ凍まさる さしあたり日向ぼこ良し和平にて 先祖をばたふとぶ日々に年の暮 餅搗を止む古希過ぎし代書屋は
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わが国の月探査衛星HAKUTO-Rの打ち上げが 予定通り、アメリカのケープカナベラル基地 から行われました。あとは、月への軌道に無 事乗ることを祈ります。とりあえず打ち上げ の成功を祝します。
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友よりの歳暮ジュレ柑いただきぬ ジュレ柑は美味き杵築の蜜柑なる 蜜柑剥き顔見ぬ友をなつかしむ 睦みあふとふ羨しさ(ともしさ)に冬昴 しんしんと愛別離苦の寒さかな
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おにぎりも妻の技かな年の昏 冬耕に知るどくだみの底力 青草となりて庭芹年越すらし 年用意せんとおもふも戸を拭かず 青星の西へ傾き日々移る
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冬麗を窓外に時を持て余す 開業し働きぬいま日向ぼこ 老の暇知らざりき時遅き冬 老書士に退き時はなく又師走 桜紅葉が赤いよ外は冬うらら
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枯野墓碑先祖戦死を鎮台と 西南の役 後嗣生み長女は小野へ出でし冬 枯れふかき大田小野へと長女嫁す 佐藤家は係累にして枯野村 炬燵にてひもとく先祖話かな
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極月の真夜は星宿更くる音 年の暮地が哭き海に涙湧く 右手にて湯湯婆撫づる床の中 丑三の人眠る間も年暮るる 冬昴ほしのかけらになりし母
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冠毒の三度の冬を経て馴染む ワクチンの五回目受けて年越さん 蜜柑農家の父生家朽ち冬木立 沖に立つ冬の海市の何ひさぐ 遠国にもののふは凍土衛るとぞ
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楽追ふは禅のごとしも 年の暮 我流なる只管打坐為し 癸卯待つ 寅に生(あ)れし母寅に 去り師走かな 友の詠む万両の句に絆 あり ヒーターを点けつ放し に代書をす
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今年また雪を置きたり鶴見岳 県の師の逝き三年目十二月 顧みてなべてが夢や年の暮 かくしつつ彼岸へ歩む極月か 時雨とは男のなみだ夜もすがら
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冬北斗臆病者の我のうへ すでに宿す薹の子冬の蕗強し 湯湯婆にすがり只管(ひたすら)日を行かす 只管打坐(シカンタザ)為(ス)十余年年晩了(レヌ) わが当為少欲知足にて師走
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停まればとおもふも時は過ぎ師走 枯葦に川伏流となるころか 年寄に頼もしヒーター湯湯婆は 時雨れゐてふと幻の山頭火 内外のカオスを憂ひ年の暮
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冬帝のこゑ赤貧の 如くあれ 宇国よりもののふ便り 北吹くな もののふの命は重し 冬よ凪げ もののふの武運沢庵 漬が待つ 命賭し守るべきあり 冬木の芽
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木枯の海へと吹けり湾見坂 柿の紅葉拾ふやせまき家の庭 熱燗に金平の他思ひ得ず 華やかといふには寂し花辣韭 水鳥のいくりに一羽遠見して
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今日は日曜ですが、9時半から 行きつけのクリニックでワクチン注射を 受けます 今回が、最終とのことで、やっと きりをつけられます(^o^)
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今日は地区の句会で 吟行とその後句会をします 上人が浜だとか (吟行即詠句です) 実の生れる樟みつつなぎさ行く 冬麗の空に紛れて佐田岬 飛び交へる電波の下に冬の潮 寄せ返す冬波一生(ひとよ)これに似る 落葉踏む音海波の音の中 青々と光る葉あひの海桐(とべら)の実
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春菊を食べ口中に浄らかさ 湯湯婆に守られ昨夜(ゆふべ) よく寝ねし 茶の花や両子より来て 咲きつぐも 卓上の墨汁さむし代書室 目に見ゆる全てが句材 冬深む
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未明より床に励むか冬の蟻 朝時雨頼らるる身の寂しさに 日向ぼこもつとも好きな川の土手 とろろ飯食べ人生はこれで良し 孖山(しざん、両子山のこと)眠る 享保の師は故郷の師(三浦梅園)
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冬昴すぼみて終に見失ふ 冬星のカペラはあれかとぞ通ふ 湯湯婆壊れ母みまかりし時に似る 冬紅葉こころは何の欠落か 冬木立孤独を愛すはずもなく
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朝即詠5句 返り咲く桜や母の亡き故郷 祖父の得し山に掘りしととろろ飯 大人刀自の増えて兄弟酒の冬 くれなゐの桜葉もみぢ法舎の窓 つづまりは俳句三昧神の留守
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さっき歩いて法舎に来ました 星がよく見えシリウスとベテルギウスの ほぼ延長線上にある赤い星は 友人の言う火星かなと思いました オリオンのリゲルも見えました
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ドクダミの地下帝国を 冬耕す 冬景によきランタナも 侵略種 昏れてゆくほのめほのを も神の留守 老によき運動として冬 耕す 疲れ果ていはば冬耕拒 否症に
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櫨の実や打詰といふ 罠ありき
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早出して法舎は冬の静寂かな
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外小春いまCDの焼けし音
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別府のラーメン店の老舗だった天心軒が 奥さんが亡くなったことにより廃業されました ほんとに隣保班でもありお世話になりました 感謝の意を表し一句 懐しき筷子袋(かいしぶくろ)や 廃舗(みせ)小春 田辺風信子
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ボーカルでてこずっていたオリジナル 「GODDESS COMES」を、何とかNGなく 録音できました。ほっ(^o^)
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卓上に墨汁冬の句を探す 観て作る俳句か伸ぶる冬芽など 正義なら勝つべし冬帝与力せん 代書屋は老いて口のみ炉辺にゐて 初冬に祈る宇は屋根露を消す
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オリオンの豪華弁当梅三つ ギャシー船長酒場開きし街小春 旅に行きたしバンクーバーの秋みれば 早出してヒーター嬉し代書室 冬の蚊の餌なる我にまつはり来
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行秋をかの日をおもひつつ送る 山桜の老樹のもみぢ冬に入る 初冬に故なき孤独こみ上ぐる 首もたげゐし石蕗のけふ咲けり 涸川となる庭なかの作り川
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昨日調べて、標記の星を覚えました。オリオンの四角を正面にして 右側に見える赤みがかった星です。赤色矮星で、太陽質量の約1.5 とのこと。
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いま十数分歩いて、事務所に着きました。即詠に挑戦。 オリオンが中天の場所手放さず 平家星いよいよ赤し妖しけれ 行秋の未明シリウス純白に かへりみて悲歓離合の秋思かな 安けくも未明の静寂冬どなり
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庭いじり爪に噛む土秋深む つは蕗の花茎もたげゆく日和 小六月とふ何かしら清き昼(ちょっと先取り) 梅もみぢ散る午後晴れて暑き庭 西日引く海真つ平あを黒く
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鶴見句会という少人数の句会ですが、今日午後あります。 人の俳句の”いい所”を発見できたらと思っています(^o^)
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行く秋は逝く御霊かな代書室 秋雲よいまは東京を目指さぬか 秋の空その又奥に闇をもち 心までしぼんでならぬ秋夕焼 入管の要領にまで秋の雷
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ピエロ来る刈田となりし村の道 かつて田舎芝居ありき 鶏頭の咲いて無住の村の家 田舎ももう限界か コスモスや老には老の恋がある 俳人も星宿に似る紫苑かな かつて別府に結社紫苑ありき 紫蘇の実を採る枝を削ぐごとく引き
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日に一度する水遊び秋の水 いづくへか芋虫の去り庭閑散 ぎりぎりす光あるゆゑ物があり 草取し農業の苦と母の過去 大地とふ命の一(い)の地馬肥ゆる
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若い人のグループで、なかなかいいサウンドです。ユーチューブ中心だそうなので、ぜひ聴いてみてください。ベースとボーカルよし。
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ワクチンを四度も打ちて秋惜しむ 思考する命たふとしあきざくら 秋の宵(よ)の歳時記魂(たま)の声満つる 秋の夕海の平(たひら)があをぐろし 波止を打つ秋の潮(うしほ)や触りたし
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大人逝きし鬱老の鬱秋ふかし 日が見ゆと喜ぶゆふべ秋の浜 咫尺へと物集まり来法師蝉 梶の葉に倭可行末乎尋音卜利 手にさはる南瓜の葉とぞ踏みてゆく
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これまで、書士業の運営と連動するかたちで、1日1投稿のブログを運営してまいりました。みなさまには、長年お付き合いくださり感謝申し上げます。 このたび、古希も過ぎて書士業を縮小しましたので、従前型を変更し、不定期のつぶやき型に変更したいと思い立ちました。 まことに、唐突で勝手ながらご了承いただき... 続きをみる
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今年も下記により、盆休みとさせていただきます。 8月12日(金)-8月16日(火) 以上、よろしくお願いいたします。
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所用により、当分の間ブログを休止いたしたく、ご容赦願います。
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ご逝去を悼み心よりお悔やみ申し上げます うろこ雲いでたる夏に大人が逝く 安倍元総理を支える会 安倍元総理と歩む会 田邊誓司
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いま歩いて事務所に着きました 今朝は涼しいなと思って見上げたら 空には秋雲のはずのうろこ雲が出ていました 昨日は青葡萄今日はうろこぐもということで 最近はなぜかご褒美が多いようです ということで今日もよろしくお願いします(^o^) 鱗雲歩いてゐれば生きてゐる 田辺風信子
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いま英訳曲の録音が終わりました 「さよならの小道」という曲ですが 原詞は兄が作曲の勉強をしていた頃(今から 50数年前)その教本の中にあった詞です タイトルはまだ決めていないのですが 「FAREWELL PATH」とでもしましょうか 気に入ってた曲だけに今日は朝から満足です ああとりとめない記事で... 続きをみる
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まだ1匹のみですが昨日初めて 蝉が出ました 飛び去ったのみでまだ木にとまった蝉は 見ていないです 6月の梅雨明けなど 蝉も面食らっているのでしょう(笑) 毎日恐ろしい暑さが続いていますが 皆さん熱中症にはご用心のほどを(^o^) 蝉一つ飛び去りしのみ声きかず 田辺風信子
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何と朝の虹が鶴見岳のよこに色濃くしかも二本 出ていました 冬の虹はよく見かけましたが 夏の虹は珍しく妖艶或は異様な印象も ありました 今日は吉祥と見て元気に過ごします みなさんにも少しおすそわけも・・・(^o^) 夏の虹二本がしばし言葉待つ 田辺風信子
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今朝はちょっとした空っ風が吹いています すかっとした気持ちで歩いてきましたが 事務所に着くとやっぱり暑いです 梅雨明けのような空が青く雲が白い晴天ですが 蝉は偉いですねまだ出てきません 4月から毎月1度の地区の句会に出ていますが 今日は6月句会です引きこもり老人は緊張です では今日もよろしくお願い... 続きをみる
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路傍に待宵草が咲き始めました 歌謡曲に言う宵待ち草ですが そんな雰囲気はないです この花が咲くと本格的な夏の到来が 思われます 何とか歌謡曲のような情緒をもてるよう 詩心をめぐらせてみようかではまた(^o^) 待宵の咲くやときめく恋もなく 田辺風信子
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今年も亦庭の芹は林になりました 郷里両子の川原の芹なので嬉しいです 庭に植えていると 見るだけでほとんど食べないです お茶の木千両茗荷蕗つわ蕗等々 みな故郷よりの移植で 日々楽しませてくれます ということで今日も亦ガッツ!(^o^) 田掻牛ほぼ一反を鎮圧す 田辺風信子
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今日はいい天気ですよ 外を歩いてきましたが気持ちよかったです とるに足らない発見ですが 街路をダンゴムシが渡っていて つい一茶のような気分になって1句詠みました みなさんもお出かけしたりして 楽しんでくださいねでは(^o^) まさかこの街路渡るか団子虫 田辺風信子
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今日で五月も終わりですね 宇ロ戦争も3カ月近くになります 世の中の不合理がこれほどまでに如実に・・・ 楽しい世の中を目指すささやかな取組を これからもしていきたいものです 今日はいい天気ですみなさん楽しくどうぞ(^o^) 湾上に火の玉映し夏日いづ 田辺風信子
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