行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログ

医療福祉と文芸が専門の田辺と申します。どうぞよろしくお願いします(^o^)

2018年4月のブログ記事

  • 漢詩集のノルマ

    100篇をノルマとしているのであと2篇で 早々に終了したいと思うものの なかなか作る素材が見つかりません 元々私の短歌の先師佐藤佐太郎先生が蘇軾に傾倒し その関係で漢詩に通じていたため 私もそれに倣って漢詩を始めたのでした もうその短歌会も歌壇も引退したので 当然にして漢詩もあと2篇でフリーになり... 続きをみる

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  • 無料相談会

    昨日旧ニューライフプラザでありましたが 遺言公正証書が妥当との事案と 相続放棄しても受け取れる財産があるのかとの事案 この2件を担当し後者は勉強になりました 早速参考所見をペーパーにして提供しました ただこの相談会は原則が1人30分とのことで よほどの天才でない限り時間内には難しいです やれやれ ... 続きをみる

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  • 近詠5首:余花

    (近詠5首:余花) 樟の木の若葉の光ふりそそぎ傷心の日々眠る 路ゆく 春潮のおのおのまとふ光あり波おのづから岸 に寄せつつ 余花の下語らひながら少女ゆく光る生を生き てゐるらし 事務所よりいづれば街に風光り生みなぎる息 吹にひたる あかつきの光しづけく差しゐたり旅の久しき 一生とおもふ

  • 新茶の収穫

    庭に田舎から移し植えていた茶の木がありますが 去年と今年やっと収穫できました 今年は少し多くとれたので天ぷらにして食べました この木は5年くらいでかなり大きくなり花も咲き実も生ります 冬につける白い花はちょっとわびしさもあって楽しめます これから毎年お茶や天ぷらなどにして楽しめそうです   新茶摘... 続きをみる

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  • 13分走その後

    いま今日のノルマの走り13分を終えました これで1年と約8カ月を完全継続中です この前13分てどの程度なのかと考えたところ プロのフルマラソンの10分の1の時間走だと分かり ちょっと気分よくなりました 13分の10倍は130分ですから2時間と10分です そう考えると10日走ると1フルマラソン/プロ... 続きをみる

  • 玄語の翻訳断念

    むかし大それたことで 郷土の偉人三浦梅園先生の「玄語」を 翻訳してやろうと挑戦を始めました 7年前のことです しかし難解で1回に2行くらいしか進まず このたび無念の断念としました あまりにも難解なため中国語の分かる人が 100人くらいの人海戦術で取り組まないと 無理だと思いました   挑戦に一つの... 続きをみる

  • すっかり葉桜

    別府の町はすっかり葉桜になりました 花冷えもおおかたおさまり (というもののまだヒーター点けてますが) やっと春らしくなっていくのでしょう 最近ヒマなのでマニュアル類の改訂など 10年ぶりにするなどして時間消化しています 釣りのリベンジに行きたいなあ(笑)   春深むころ幸せにふと気づく  田辺風... 続きをみる

  • 第98篇:志満老師

     志満老師 平成30.4.14 師下学来三十年(師下に学び来たりて三十年) 有日日通及辰園(及辰園に通いし日日のあり) 在中目黒往西走(中目黒駅にて西へと行きて) 走蛇崩道二十分(蛇崩道をあゆむこと二十分) 傍道走到上目黒(上目黒まであるくかたわら) 五月仰見四照花(五月四照花の花を仰ぎ見つ) 有... 続きをみる

  • 第97篇:媒体

    (第97篇:媒体) 近時有媒体不穏(近時穏やかならぬ媒体あり) 忘中立常罵一者(中立を忘れつね一者を罵る) 聚集路上也一様(路上に群るるもおなじにて) 発声只説君錯誤(声発してただ言う君錯誤と) 昔世上有互敬心(むかし世上に互敬の心あり) 論或批判也一様(論じ或は批判するもおなじ) 否定全部寔是愚... 続きをみる

  • 作品5句:筍

    (作品5句:筍) 葉桜がここにをるぞと揺れて 鼻腔を拡げ筍の香 ゆさゆさとゆたかに八重桜 入管より辛くも得たり認定書 十日以内といふ竹を食ふ

  • 自由律俳句の意味

    自由律俳句をして分かることは 句が連用体を保つ必要があり 倒置法や体言止め不定のリズムなどを要し つまり常に吐息に含まれるような 臨場感を保たねばならないということである 要は韻の意味を逆方向から教示してくれるのである かつて同じ目的だと思うが あの定型俳句の神様である高浜虚子が 一時期自由律俳句... 続きをみる

  • 作品5句:ウソ

    (作品5句:ウソ) 「才」の意始め或いは初めて 才こそこその意 国と国が騙し合つて ウソは泥棒の始まりだよ 誠実のほか要らず

  • 作品5句:思考中

    (作品5句:思考中) 嵐息んで街落花 ときをりの風に柿の若葉揺れゐて 柿の新葉が思考中 葉ざくら老人に夢とふ懐疑 氏神の宮描いてなぜか安堵す

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  • 第96篇:山薬泥

    (第96篇:山薬泥)とろろレシピです(笑) 我有法作山薬泥(われにとろろを作るの法あり) 先要得好山和芋(まずは良い山和芋を得るべし) 更揃鶏卵和味精(さらに鶏卵と味精とを揃え)注.味精は味の素 拌和才是唯一法(掻き混ぜこそが唯一法なり) 粘性委水之多少(ねばりは水の多少にまかせて) 以卵醤油為基... 続きをみる

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  • 作品5句:花の街

    (作品5句:花の街) いつ住むのか東京に やつと親しい春の影法師 十分に花の幸せ感じた 別府はむしろ花の街 八重桜はやちらほらと

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  • 作品5句:身の丈

    (作品5句:身の丈) 光進丸よさらば 四月の未明冷たい水が美味い 在留どたん場よく眠れず 身の丈生きて春風 未明のしじましんしんと

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  • 作品5句:草野球

    (作品5句:草野球) 夢で山神社野球をす 一塁のみ「男ベース」の草野球 キャッチャー名手のマー君さすが 公共放送いまいづこ 表現の自由がもはや好き勝

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  • 第95篇:描人

     描人 平成30.3.31 此頃我描人物時(この頃われは人物をえがく時) 先用鉛筆作輪郭(まず鉛筆を用いて輪郭をなし) 次用鋼筆写本線(次にペンを用いて本線を写す) 描人真是極難事(人をえがくはまこと難事の極) 保羅爵是人我尊(ポール爵はわが尊ぶ人にして) 現在努力着描他(いま彼を描くに努めるとこ... 続きをみる

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  • 第94篇:春庭

    (第94篇:春庭) 庭越暖越伸餅草(庭暖かになるにつれ餅草伸び) 摘那就為天婦羅(そを摘みすなわち天麩羅にす) 以自給自足為善(自給自足をもつて善となせば) 庭草都是能吃耳(庭草すべて食わるるもののみ) 小庭孩子遊且長(小庭に孩子はあそび且つ長じ) 年過他們出去了(年過ぎて彼らは出でゆきたり) 我... 続きをみる

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