(春用作品:畦の光) 春浜や漁師も子らもゐず暮れて 春の水マニングの式おもひいづ 天恵のやさしさとして水温む 希望とは眼前にあり青き踏む 塗りてゆく畦の光をわれは知る
2018年1月のブログ記事
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(句集春用作品:焼仏) 陽炎ひし母年を経て九十越す 一髪のわが半島や霞む中 風光る道なき道を来しわれに 気後れのわが性に似て春の雷 春風のなか朽ち果てて焼仏 国東安国寺
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(今日も出張) 在留事案で午後大分に出張です 力は尽くしましたが可か否か 結局権限は向こうにあるのでとしか 言いようがありません 翻訳支援などあらゆる手を尽くしたが・・・ 代書屋が望むは一つ春よ来よ 田辺風信子
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公証人役場に出張します やっと定款認証が完成 いつも代理出頭は緊張します 自営業という外部に出て初めて 役所というものは敷居が高いのだなと 気づきました 私は自営業なのでお客様に やさしい対応をしたいと思います 極寒の街上に日は照るものを 田辺風信子
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(作品:肯定) 朝まだきしじまに沁むるドビッシー人の命はかくまで深し 弦楽の四重のひびきはたふとけれ国境のなき妙なる響 至福なる音の裏面に低く鳴る戦を経たる散華の悼み 命とは音に現ずることありや至福につづく低きレクイエム ある時は怒りもありてしばらくの肯定そして希望への音
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いまオンラインに乗せるべく奮闘中です パスワードのオンパレードなので 頭がパニックになりそうです 前回よりもうまくいきそうですが 老人にはほとほと苦手なシステムです(笑) 一陽来復今日はお日様元気かな 田辺風信子
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よくよく考えてみたら 三寒四温とは冬の季語なので ちょうど今のような天気に あてはまるのではないでしょうか この気づきは少し儲け物のような気がします ふと気づく俳句の些事や四温の日 田辺風信子
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(作品:AI) 新しき学問のありAIに必要となる機械の倫理学 善のためのAI社会善のためのAIが研究されをり 寒くして炬燵に寄れる日々ながし心貧しく想ひの淀む 枯葦のおほふ古里の川見れば過去の記憶はおぼろになりつ 古里に帰り来れば寒中のさながら色の無き山河あり
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今日からの1週間は少し暖かい日が続くようです 鶴見だけの雪もうすくなり空も緩みモードでした この前田舎に帰りましたが いつでも古里はやさしい気がします 枯れ葦のしげる小川もちょろちょろと音がして流れ 心を癒してくれました さあまたもう少し代書屋に精を出そうか 涸川の水音かすか両子庄 田辺風信子
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天気はいいようですが全く寒い 寒さも3カ月目ともなればうんざりですね 地球温暖化とは寒くなることでしょうか?(皮肉) さて今日は難しくて遠ざけている事案に 入らざるを得ないでしょう ウウウウ(うなり声(笑)) 冬晴れやわが心底と反比例 田辺風信子
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(新年より多忙) 今年は新年早々相続事案の新展開や 一般社団法人の設立や在留事案で てんてこまいです どれをとっても一筋縄ではいかない ものばかりで大変 こんなときはいつものように 旅への逃避癖がつのってきました 気を取り直して何とか頑張ります(笑) 日すがらに雪のちらつく寒の内 田辺風信子
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(作品5句:深江浦) 初凪に向きて寄り合ひ漁師村 初日の出速見は日出の深江浦 海神の小さきほこらも鏡餅 百億光年の未来へ過去へ輪飾す 音もなき闇に年去り年来る
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(書き始め) みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 今日から、ブログの書き始めとします。 (なお、昨年末より、メッセンジャーの使用はやめましたので、あしからずご了承 ください(笑))