行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログ

医療福祉と文芸が専門の田辺と申します。どうぞよろしくお願いします(^o^)

2018年1月のブログ記事

  • 春用作品:畦の光

    (春用作品:畦の光) 春浜や漁師も子らもゐず暮れて 春の水マニングの式おもひいづ 天恵のやさしさとして水温む 希望とは眼前にあり青き踏む 塗りてゆく畦の光をわれは知る

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  • 先日の出来事

    先日誤って私の手作りで運営してきたサイトの ファイルを削除してしまいました 茫然自失状態でしたが気を取り直して 残っていたバックファイルを本ファイルに修正して 何とかサイトの消滅だけは免れました 結果としてシンプルなものになったので それはそれでよかったのかなと安心しています   街凍ててゐて代書... 続きをみる

  • 第82篇:蘿蔔

    (第82篇:蘿蔔(らふく)) 蘿蔔是好物之一(大根は好物のひとつにして) 切入味噌湯最好(味噌汁削ぎ入れが最もよく) 炒干白的也好吃(干し大根を炒めたのも旨い) 庭裏干着干不干(庭に干しおるは乾いたかな) 母親好作沢庵漬(母は沢庵漬をつくるが巧く) 天干蘿蔔咬口好(天干の蘿蔔は歯切れがよい) 我住... 続きをみる

  • 句集春用作品:焼仏

    (句集春用作品:焼仏) 陽炎ひし母年を経て九十越す 一髪のわが半島や霞む中 風光る道なき道を来しわれに 気後れのわが性に似て春の雷 春風のなか朽ち果てて焼仏 国東安国寺

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  • 今日も出張

    (今日も出張) 在留事案で午後大分に出張です 力は尽くしましたが可か否か 結局権限は向こうにあるのでとしか 言いようがありません 翻訳支援などあらゆる手を尽くしたが・・・   代書屋が望むは一つ春よ来よ  田辺風信子

  • 午前中出張

    公証人役場に出張します やっと定款認証が完成 いつも代理出頭は緊張します 自営業という外部に出て初めて 役所というものは敷居が高いのだなと 気づきました 私は自営業なのでお客様に やさしい対応をしたいと思います   極寒の街上に日は照るものを  田辺風信子

  • 第81篇:両子山

     両子山 平成30.1.22 梅園和余同郷人(梅園とわれとは同郷人にて) 翁也要愛両子山(翁も両子山を愛ししならん) 梅翁詩称二子山(梅翁詩に二子山と称すれば) 余知道了別呼称(われは別なる呼称を知りぬ) 山上得見半島円(山上半島の円かなるが見え) 更見姫島太美麗(更に見ゆ姫島のいと美麗に) 島見... 続きをみる

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  • 作品:肯定

    (作品:肯定) 朝まだきしじまに沁むるドビッシー人の命はかくまで深し 弦楽の四重のひびきはたふとけれ国境のなき妙なる響 至福なる音の裏面に低く鳴る戦を経たる散華の悼み 命とは音に現ずることありや至福につづく低きレクイエム ある時は怒りもありてしばらくの肯定そして希望への音

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  • 電子定款

    いまオンラインに乗せるべく奮闘中です パスワードのオンパレードなので 頭がパニックになりそうです 前回よりもうまくいきそうですが 老人にはほとほと苦手なシステムです(笑)   一陽来復今日はお日様元気かな  田辺風信子

  • 三寒四温

    よくよく考えてみたら 三寒四温とは冬の季語なので ちょうど今のような天気に あてはまるのではないでしょうか この気づきは少し儲け物のような気がします   ふと気づく俳句の些事や四温の日  田辺風信子

  • 作品:AI

    (作品:AI) 新しき学問のありAIに必要となる機械の倫理学 善のためのAI社会善のためのAIが研究されをり 寒くして炬燵に寄れる日々ながし心貧しく想ひの淀む 枯葦のおほふ古里の川見れば過去の記憶はおぼろになりつ 古里に帰り来れば寒中のさながら色の無き山河あり

  • 今日から少し暖かい

    今日からの1週間は少し暖かい日が続くようです 鶴見だけの雪もうすくなり空も緩みモードでした この前田舎に帰りましたが いつでも古里はやさしい気がします 枯れ葦のしげる小川もちょろちょろと音がして流れ 心を癒してくれました さあまたもう少し代書屋に精を出そうか   涸川の水音かすか両子庄  田辺風信子

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  • 装丁の工夫

    最近自家句歌集を作るとき表紙と中扉に 装丁をほどこすようにしています 表紙には代表作品を毛筆で書きそれに関連した簡易な絵を描き 中扉には次点の代表作品を毛筆で書くことにしています 先ほど第14句集が完成しましたが作品は次のとおりです   表紙 山焼にみづから迷ふ一火(いっか)あり   中扉 うしろ... 続きをみる

  • 冬晴れ

    天気はいいようですが全く寒い 寒さも3カ月目ともなればうんざりですね 地球温暖化とは寒くなることでしょうか?(皮肉) さて今日は難しくて遠ざけている事案に 入らざるを得ないでしょう ウウウウ(うなり声(笑))   冬晴れやわが心底と反比例  田辺風信子

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  • 新年より多忙

    (新年より多忙) 今年は新年早々相続事案の新展開や 一般社団法人の設立や在留事案で てんてこまいです どれをとっても一筋縄ではいかない ものばかりで大変 こんなときはいつものように 旅への逃避癖がつのってきました 気を取り直して何とか頑張ります(笑)   日すがらに雪のちらつく寒の内  田辺風信子

  • 第80篇:身辺置詩

    (第80篇:身辺置詩) 抒情用漢詩如何(情抒ぶるに漢詩を用いる如何) 置那身辺不楽乎(そを身辺に置く楽しからずや) 是限字数的詩形(これ字数を限るの詩形なれば) 作難可成時喜大(作るに難くも成時喜び大なり) 不拘韻抒事也好(韻に拘らず事を抒ぶるもよく) 即為発意一道具(すなわち為る発意の一道具に)... 続きをみる

  • 使我困

    (第79篇:使我困) 聴鮭不漁醤卵貴(きけば鮭不漁にして醤卵貴く) 一斤日元超一万(一斤日元にして一万を超すと) 金卵于新飯冠下(金卵を出来たて飯に冠すれば) 忘我宛遊于龍宮(忘我してさながら龍宮に遊ぶ) 生鄙少時不知海(鄙に生れわかき時海を知らず) 況貴価鮭魚卵也(いわんや貴価なる鮭の卵をや) ... 続きをみる

  • 作品5句:深江浦

    (作品5句:深江浦) 初凪に向きて寄り合ひ漁師村 初日の出速見は日出の深江浦 海神の小さきほこらも鏡餅 百億光年の未来へ過去へ輪飾す 音もなき闇に年去り年来る

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  • 書き始め

    (書き始め)  みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 今日から、ブログの書き始めとします。 (なお、昨年末より、メッセンジャーの使用はやめましたので、あしからずご了承 ください(笑))