行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログ

医療福祉と文芸が専門の田辺と申します。どうぞよろしくお願いします(^o^)

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  • 060420

    060420 愛犬の量子はいづく夏隣 海髪干して海村は皆働き手 清掃船黄に出航す春の湾 べら笠子小さくも良し釣了はんぬ 密漁と言ふなよ若布一本抜く 一般漁業権か (老人)

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  • 060427

    060427 忘れよと葉桜が言ふ彼の一事 山吹に見よ平安の詩心 転生し良帰れかし春の宵 ヘルパーが当事者にされ春愁に 春深し悩みも深し酒飲むか (南洲)

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  • 060426

    060426 明日より黄金週 Xを休むかどうか迷いましたが生きの証のようなものなので年末年始以外は投稿ということにしました(^^) 少し融けミルキーな道春銀河 天頂の一メートルへ酸葉薹 遅れ咲き犬のふぐりが青可憐 カボスの芽よく伸びくれよ蝶が来る 辛夷咲く北の大地の幻に (らしさ2)

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  • 060422

    060422 無に帰すといふ理の謎や草青む 春ヒーターそこには愛犬良の霊 ハイデガーを地で行く独裁国落花 初蝶に遇ふそのための芹庭に 蜆蝶蝶言葉一言かけにけり (工作員)

  • 060425

    060425 愛犬の名残のいまだ夏隣 五本木に行かず久しや四照花  四照花はやまぼふしと読みアメリカハナミズキのこと わてほんまどないかしてや紫蘭咲く 姫神と男神神体山笑ふ  鶴見岳は男女二体のご神体 昭和平成令和と生きて夏隣 (らしさ)

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  • 060423

    060423 幼絵の川を越え飛ぶチユーリツプ チユーリツプ花の緑は君の夢 叔母の行くホームが決まる夏隣 蒲公英のほほけて我の老進む 犬ふぐり俺もやつぱり土が好き (湯たんぽ)

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  • 060424

    060424 草は青弱きに与する性分に お人好しのみの一生に樟若葉 緞帳を見し日もありぬ四月行く 花菖蒲風やはらかな中に咲き 花菖蒲何か吉事のありやとも (愛犬)

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  • 060421

    060421 事務所への背戸路にして花馬酔木 凹みたる心を癒し樟紅葉 産業路無駄に広きに茅花咲く 関崎も今年で終り老の春 お人好しのみが取柄や落花晴 (花菖蒲)

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  • 060330

    060330 きれいな身の君を偲べる涅槃かな 春愁を消さむ風池の局圧す まんさくの黄に解れ咲き愚を隠す 野遊びの代替にして庭に立つ 酸つぱさで腹を満たししギシギシか (元総理暗殺)

  • 変体仮名いろは

    いつも短歌の方が読みにくいと思うので 変体仮名のいろはを表にしてみました 参考にしてください(^o^)

  • 060419

    060419 八重桜桃色が降る下歩む 山吹に時代はかなりずれてゐる 戦争をしたがる馬鹿に春長くる パネル張り今年の山は笑はざり 電波盗られ山も盗られて春深し (X-エックス)

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  • 060417

    060417 暖竹の筍伸ぶや潮の音 虎杖やここ関崎の我がいくり(いくりは岩礁) 魁けて著莪咲く旧市役所横 山吹の黄に咲き社協静かなり 諸葛菜咲き渚辺に恋心 (蛇崩)

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  • 060416

    060416 蕺草の芽の魚臭き噛みゐたり 昭和ほぼ何処にもなくて茗荷の子 未明覚め居間にさみしき春はやち 「らしい」とふ語は禁止とも桜散る 花仰ぐ日本の日本らしきもの (過程)

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  • 060415

    060415 春暁の駅故郷出て来し寝台車 そこここのとんがり帽子茗荷の芽 半義務の気楽さに鳴く遠雲雀 急がずに休んでお行き仏の座 蒲公英の黄も白も良し競り合ふな (関崎)

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  • 060414

    060414 清明やプラトニックの広野原 人はみな挫折を重ね青き踏む 時を消すための何でも春一句 二人一頭一頭の亡き春炬燵 苦しまず逝ければ至福落花はも (マーテル)

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  • 060412

    060412 父母の亡き故郷に春の風 あまりにも歳月経たり花なづな 里川に鮠を釣らぬか友いづこ 春ヒーター老の季節は繰り下がり 春深し美味い物食ふのみの幸 (十薬茶茶2)

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  • 060410

    060410 厨まで侵略が居る花の昼 芽茗荷の下に愛狗の碗眠る 落胆もいつしか癒えて静か春 菜の花やこの国にまだ希望あり 老兄と老弟の春酒少し (実相寺)

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  • 060409

    060409 クルボアジエの萌ゆる勢ひ青き踏む 出過ぎなる蕺草の芽は茶に制す 蕺草の芽の厄介を薬にす 目の前に蕺草の芽を陰干す リンメイシアンツオンチヨンユエンマ春の鬱 (敬宮内親王殿下)

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  • 060407

    060407 やまざくら早赤茶けし葉が騒ぐ 目白来て葉から花へと遊ぶ昼 なりはひに着けと落花の散り急ぐ 花の昼うつつ真つことまほろばに 善悪も損得もみな花の昼 (デマ)

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  • 060407

    060407 春風やほぼ赤子なる我が向かふ 憧れはなほも東京春の雲 旅をせぬ日々とて踏むや春の土 連翹のとんとん拍子には咲かず 屯して蝌蚪は至福の時の中 (大嘘)

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  • 060405

    060405 むしやむしやと蕺草の芽を食ふ男 サンタマリアの船形酒に春の雷 春昼に師の酒J.GAUVINを知る 生かじり蕺草の芽で身を惜しむ ひる返る燕は歴史めくれるか (山桜)

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  • 060403

    060403 しづかさや無音たて糸春の雨 涅槃過ぎて為楽の雨のやはらかに 菜種梅雨かな我が庭の時移り 朝まだき目覚一響春雷す 闇を破る音けたたまし春の雷 (陽光桜)

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  • 060402

    060402 ドービル飲んで異国の春の潮の音 春の句にあまねく沁みて老の影 ドービルからサンタマリアで春の旅 春の短詩意味のなければ祈りとす 優しかり日本蒲公英の花の白 (舵なき船)

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  • 060331

    060331 木蓮の咲けりわぎもこゐる雅 優しくて囁く声す黄水仙 白木蓮が今年も声のなく話す 生くるには地べたが良いと犬ふぐり 水温み少し心の癒ゆるかな (安楽死法)

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  • 060217

    060217 水美味し旧正月の朝なれば 春節の語不要 蹴をして脚振らついて春炬燵 春宵の無為が千金オンス酒 外笑内貶裸大将春風裡 韜光養晦遍く及び春無辺 (七十年)

  • 240110

    240110 災害に明けし今年よ凪ぎたまへ 寒天に蕗の薹の子見守れる 平凡と非凡雷同年明けて 何もなき姿が清し冬一木 冬麗にまとふ不浄を晒さむか (過程)

  • 230420詠

    朧かな対人赤面恐怖症 狭けれど蜥蜴のあそぶ庭長閑 鬼野芥子の絮風に乗る目借時 花馬酔木近道といふせどの道 大義なく人と疎遠や晩の春

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  • 230305詠

    存在を尋ぬる句作アリラン忌       元三浦梅園学会長財前豊弘師忌日2月28日 反観合一ニの一元気春山居 血肉ほぼ先師に根づくアリラン忌 先師唱ひしアリランの唄謝恩会 知恵もてと恩師の言葉卒業日

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  • 221219詠

    老いし冬三方陣も役立たず 未明覚め老はヒーター炬燵より いよよ歳末悲歓離合が身に重し 初雪のかく難敵にならむとは 勝負が損得がみな去年今年

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  • 木槿さく

    今朝は梅雨明けのように爽やかな晴天です 早朝出勤してきましたが 先日えのころ草が穂を立てたのを見ましたが 今朝は生垣に木槿が咲いたのを発見 そんな風景に少し秋めいた雰囲気を感じました 今日も亦頑張りましょう(^o^)   梅雨晴の街上もまた呼吸して  田辺風信子

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  • お寒うございます

    皆さんお寒うございます すごい寒波が来ていますね 山間部雪のエリアが九州大分まで すっぽり覆っているみたいです 年をとるほどどうも寒さが身に応えます どうか風邪など引かないよう くれぐれもご自愛下さい ではまた今日一日が 良い日でありますように^_^   昭和遙けし夕べ匂ひし大根汁  田辺風信子

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  • 懐かしい田舎ギャグ

    子どものころ田舎では子どもギャグが盛んでした 意味のあるようなないような微妙な心理を突いていて ある意味強烈でいまも耳に残っています 太宰の「とかとんとん」に匹敵するような言葉の断片 では以下にそれをご紹介します 1 ゲンパチパチゴイシオサガ! 2 麻呂はいーだ!(ぎーだ!でもよい、麻呂が圧巻) ... 続きをみる

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  • 巻爪治りました!

    ご心配をおかけしましたが 巻爪が治りました どうしたかというと いじくらないでひたすら待ったのです それと爪切りの時の深爪タブーはもちろんのこと 痛いのでとかくすり足で歩きがちですが それはますます巻爪を助長するそうです そんなわけで皆々様に感謝です   土手に行きたい日向ぼこがいい  田辺風信子

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  • 朝からうどん作り

    自由業はまさに自由な時間の中にあります 今朝は昨日仕込んでおいた小麦粉の団子を 伸ばしてうどんに仕上げました 仕上げたというよりさばきました うどん作りは大変で職人さんに任せた方が 楽でもあり美味しくもありそうすべきだと ひとりぶつぶつ言いながら2玉完了しました わが事務所もだんだんと老人事務所に... 続きをみる

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  • 三年坂

    現役時に東京事務所に二度六年勤務し 事務所の前の三年坂を徒歩で往復しました 三年坂は文部科学省と財務省の間の坂道です 何でもその坂で転んだら三年以内に死ぬなど物騒な 事務所は尚友会館の二階でした なぜ今日思い出したかというと せごどんを見ていてちょうど尚友会館の辺りが 大久保利通の邸宅だったと知っ... 続きをみる

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  • 夢を買う!

    最近夢を買おうとしてロト6にはまっています しかし結果はさんざんで5口中当たり数字2個が せいぜいですそこで 今日はロトを当てるための確立による計算票を 作ろうとしています 数字ごとの選択率と各数字がどの数字と組み合わされるかの 組み合わせ確立を作らねばなりません と力んではみるものの 実は単なる... 続きをみる

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  • ギター伴奏歌唱経験

    そんなに多くなく貴重な経験なのでまとめてみました 1 白雲山荘~歩道全国大会(206人出席)  小生作曲の「歩道の歌」 2 県人会ホール~イルサ先生送別会(約10人)  「Countryroads」 3 老健施設~クリスマス会(約150人)  「妹よ」ほか2曲 4 社会福祉会館~文化祭(約150人... 続きをみる

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  • 事務所の外

    事務所の外の風景を見て 俳句を1句作ってみようと思います まず写実ということで目に入るのは 山桜の老木に葉々が色づいて見えます 揺れているので風があるようです 小春日和で別府湾へ降りる坂道が 明るく光って気持ちのよい一日になりそうです そこで1句   老いし木の紅葉がすがし鶴見郷  田辺風信子

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  • 060418

    060418 赤茶けし海髪(おご)干して波止波無音 老いし青鷺老人我の魚を待つ 蒲公英のほほけて庭が季移る 湯の街の助演女優の八重桜 魚釣れぬ晩春の釣鳩と遊ぶ (志満先生)

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  • 060413

    060413 白魚の中途半端を愛しけり 独活掘るや土の香りに涙して 目高をり川の端には淀みあり ガサガサをするクレソンの青を踏み 剽軽な顔で出でたりビリチョコが ビリチョコは国東両子弁でヨシノボリ (しづやかに)

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  • 060411

    060411 しのび来る心筋の張り蕗の花 花桃の門や両子の払郷 清明の未明にひとり幽親し 花木枯れ写真の花と花見酒 落花して無常を更に言ひ張るか (十薬茶)

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  • 060406

    060406 しんしんと春茸の菌が榾に沁む 田平子が花穂立て旅に出よと言ふ 末端の俳人にして酸葉食む 時長けて早蒲公英が穂絮上ぐ 山桜盛んなる下四苦ひそむ (不穏)

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  • 060404

    060404 春雷の遠くなりたる未明覚む 心いま内へ向かふに春の雷 轟きて何を諌むや春の雷 春雷の一閃時空過去に開く 政治家が民を欺く花の昼 (故志満先生施与)

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  • 060401

    060401 サンタマリアのドーヴィル〆めや燕来る 注.サンタマリアもドーヴィルもブランデーの銘柄です 吹く南風に心がそよぐ一日かな 万作のほぐれて黄なる幸の中 霞立つ朝間の街を出勤す 窓外に咲く山桜褒美とす (まほろば)

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  • 060326

    060326 飯を食ふ形いろいろ花衣 街上に風の音なき花曇 蕗の花咲くらし萼の解れけり そこら中物打ち鳴らし春疾風 過ぎゆけばただの記憶と春一句 (日本酒の会1)

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  • 060315

    060315 良君が恋ほし春宵もて余し 空しさは春ヒーターの無機の音 翻訳は失敗したかと山笑ふ 青い山脈英訳 蕗の薹ほぐれて心解れけり 眠るとは良君のこと薄暑の日 昨年五月十日 (事案)

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  • 060314

    060314 狗を看取り今は肯ふ春の夜 両腕の中で看取り 見るテレビなき沈黙の物芽時 しんしんと命の音か春の身に 狗が先に逝きてもどかし春の夕 春宵や背表紙を貼る拙句集 (先師)

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  • 060311

    060311 先ずは東災忌に黙祷(東日本大震災の日を前述のように呼び句作してきました)-黙祷終わり- 老健を辞めて久しや東災忌 ユニツトケアを共に組む事始にて 包割れて緑鮮らし蕗の薹 二つ落ち白花椿早黄ばみ 孤独なる踊子草を見る孤独 (生命ーいのちーの光)

  • 060309

    060309 思はざる三月の雪早出の路 法舎報に載せんと踊子草を撮る 梅咲くや散り方の花震へゐて 踊子草庭狭けれどよく踊れ 冬は冬春は早よから蛙鳴く 耳鳴の蛙 (わたつみ)

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  • 060306

    060306 良い物を少し老我は(自由律) 暁の朧へ昇る湯のけむり 花は花葉は葉の自在やまざくら 白昌画に 春昼の老人が待つ販売車 けふは何食ふかピザ良し春未明 (国際法)

  • 060226

    060226 妻寝ねし後の静けさ春の夜 犬死んで春愁こころ何に置く 春愁をさしあたり消し酒の宴 春雨や朝の暗さもほのかにて 朝より雨音まるき雨水かな (琥珀色)

  • 060225

    060225 やり直せやり直せ直せとぞ春一番 挫折など過ぎれば風よ春はやて 乾坤を行く行人に春の風 古里の久保どん山の木の芽かな 春空へH III上る夢開き 2月17日9時22分22秒 (生活介護)

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  • 060216

    060216 友の社の玩具が月へ春快挙 侵略を許してならぬ春の陸 春炬燵戦のデマが空を舞ふ 春愁や己が死場を探すなど 鎮台に死したる父祖や草青む 田邊善三郎  (人の最期3)

  • 060215

    060215 巨大ロケツトH3延期雨水前 17日に 庭芹を摘むやほとほと田舎人 如月や未解がいまや心地よく 文化への干渉はよせ春侵侵 民貶す長珍しや春の怪  (人の最期2)

  • 240210

    240210 人はみな過去となりたり老の春 未明より我に親しや春炬燵 めげるなき君か今年も蕗の薹 春立つや空しく軽き右腕も 春愁や今更に知る母の海  (昼酒)

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  • 240208

    240208 久々にお手伝いで契約書(案)を作成(現役モドキ呆けです(^^)) 駒打つて春の山気の如き吸ふ 隠遁の安心が即春愁に 無へ歩む生きの現や春無辺 七十路の孤独に慣れて豆を撒く 負の連鎖尽く去れ鬼やらひ  (愛狗)

  • 240128

    240128 沈黙し冬の静寂の底にをり テレビ見ぬ暮らしに慣れて春を待つ 老いて知る世間の歪春恋ほし 両子川水のちろちろ枯葦へ 山深き両子の里の枯木立  (価値観)

  • 240113

    240113 とろろ飯いづれ一生は土で良し 日常は無機に過ぐるや七日粥 六神とふ丸薬併せ七日粥 帰郷の宴七日粥までもう少し 兄と我微妙に競ふ今年酒 (録音)

  • 231119詠

    231119詠 山谷ある布団の国に埋もるる 夜毎抱く湯たんぽを我が友とする 行かず久し銀座柳の冬のバー 熱燗の梅干入と真砂女さん 愛狗の声北風に消え夢覚むる (赤プリ解体)

  • 231118詠

    231118詠 見守り事案に血圧上る北吹く日 人のため生くる性分菊一輪 ターミナルケアの尊さ石蕗の花 ラジウムの調査も遠し老いて冬 眼球提供某業も過去日向ぼこ (芹の庭)

  • 231110詠

    231110詠 「ラツキーどうしたの」冬の夢覚め愛狗ゐず 実南天難を変へよと見て祈る 赤黒のボールペンとも冬来る 物見れば句にする老の冬一日 生物好き庭好きの我小六月 (入管危機の歌)

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  • 231011詠

    231011詠 実紫湯の街は常湯気が立ち 鉄線花色褪せること知らぬらし ランタナの鉢に囲はれ世に馴染む 愛狗逝き秋日意義なき時が過ぐ 刈り残す草に縋るや秋揚羽 (短歌の部)

  • 230915詠

    230915詠 老いらくの片恋もあれ空気澄む 愛犬の首振もなく空し秋 狗を容れて黄泉は楽しか曼珠沙華 狗の舐めし腕が手ぶらに街気澄む 用無しの両の手軽し秋の日に (短歌の部)

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  • 230904詠

    230904詠 わたつみに真水湧くとふ葉月潮 行かずなり久し茅場の思ひ草 乙女らがはなりの髪の山花野 秋の灯のしたしき未明一句とす 秋空といふに居座り入道雲 (短歌の部)

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  • 230825詠

    230825詠 ウイキペデイア何の権威ぞそぞろ寒 電波をば牛耳る外資秋深し 大河などとうに滅びて無為秋夜 音色いま雑音といふ虫時雨 趣味域の歌人もよけれ秋深し (短歌の部)

  • 230327詠

    十分に生きたと思ふ春の月 長実雛芥子愛でをり己一人のみ 春宵に変体仮名の深化あり 晩春の朝起きしかば常の打坐 鬼野芥子の絮ほほけ飛ぶ庭の中

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  • 330421詠

    うまごやし一遍上人上りし浜 かたかごやもう悩むのはよせよ君 寝転んで空を見よとぞ紫雲英咲く 覗き見る仏所の枝垂桜かな 沈丁の平等互恵の香りかな

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  • 230419詠

    地下車庫に帰るいく年つばくらめ 燕来るしばらく返る技見せず 草野球に興ずる平和雲雀鳴く 赤提灯いつしかなくて馬酔木咲く 育める関の虎杖をさなけれ

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  • 230418詠

    田の傷は泥にて癒す畦を塗る 青き踏むとき老人も生きてゐる さしあたり馬刀に塩差す磯遊び 春燈の下にしのぶや真砂女さん 四阿(あずまや)の遍路覗きし日も遥か

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  • 230321詠

    赤心亭行田法舎夢おぼろ 非営利をとことん目指す花の昼 まづもつて叔母のケアより花咲かす 老介護身障介護花三分 奥沢に見し花筏花の夜 かつて住んで

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  • 230318詠

    耕耘機ぐらりと父もともに揺れ 長針のコトリと進み目借時 もう休みたいぞと止る田鋤牛 農具市発動機の輪たのもしき 無残かな野を焼いて命更始とは

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  • 230315詠

    千年前の随筆かこれ花衣 平仮名の生るるさまかな花吹雪 春愁や人の心の善悪に 春の闇自他を隔つる淵がある しんしんと未発の中の花息吹

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  • 230314詠

    失敗の報踊る日に土が降る 失敗を喜ぶメディア春埃 迎合をせぬ頑なに春の雨 安寧は時来れば咲く梅の花 ドクダミを掘ればそこここ蕗芽吹く

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  • 230207詠

    春立つや夜尿ついでに早起し 立春や早起分は炬燵寝に 右肩に帯状疱疹感じ春 イブ飲んで生態系も春にする 浅春のアメリカ上空気球飛ぶ

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  • 仕事納め

    早々と仕事納め式(形だけ)を済ませ ました。みなさん、今年はお世話にな りました。来年も4日に仕事始めをし ますので、よろしくお願いします。で はよいお年を!

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  • 蛙の鳴く頃

    昨日田舎に帰りましたが どこも田植えが終わっていて 田蛙の鳴く季節だなあと思いました むかし延縄でウナギを捕ったりしていたとき 田圃でよく背中に白線1本のある蛙を捕り エサにしていたので懐かしい季節です 今年こそ川釣りをして楽しみたいものです では今日もよろしくお願いします(^o^)   たまきは... 続きをみる

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  • 見返り坂

    先に別府湾に昇る朝日を見た坂は わたしの散歩出勤のメジャールートで よく湾を見返ります 坂の名前もついてないようなので勝手に 見返り坂と名付けました 一直線に湾の方へ下っていていい坂です みなさんも機会があったら 光の園前バス停から一直線に海へ下る見返り坂へ! では今日もよろしくお願いします(^o... 続きをみる

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  • 暑いですね

    梅雨前というのに暑いですね 車を停めておくとその中の空気が 半ぱじゃないです 昨日犬を連れて釣りに行ったのですが 老犬で目が見えなくなったとなったわが愛犬は 車の中で待つしかなく もう釣りも難しくなったなと思いました では今日もよろしくお願いします   夏雲の下奥津城の角兜巾(かくときん)    ... 続きをみる

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  • 山椒発見

    庭の2本の山椒の木について発見がありました トゲのある木とない木があったのです どちらも小鳥が運んでくれて自生したものですが 普通の山椒の木にはトゲがありますよね それがもう1本の繫茂力の弱い方の木にはトゲが ないことに気がついたのです 調べたらこれは朝倉山椒という分類でちょっと 珍しい木のような... 続きをみる

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  • 初おぼろ月

    さっき事務所に来る時に車の中から おぼろ月が見えました 何とか写真にとろうとしたけどできなかったので 即興の句にしてここにまとめます     逃げゆく朧月5句   見いでしに忽ち逃ぐるおぼろ月   鶴見岳おぼろの月を従へる   写真には納まらぬぞとおぼろ月   おぼろ月さむし暁の山際に   ここ来... 続きをみる

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  • 今日は人日

    今日は七草粥を食べる人日(じんじつ)です 七草粥は胃に優しくていいですね 人日は松の明け(関東、関西は15日)でもあり 七草粥の中に神棚から下ろした鏡餅を入れて 食べようと思っています みなさ今年もまた健康に気をつけて 一年頑張っていきましょうね(^^)   数の子をいくらの子とぞお道化をる   ... 続きをみる

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  • 秋しぐれの様相

    秋雨のせいか朝晩さむく 外は暗くて秋しぐれの様相です 残暑はいらないけどもう少し暖かい方がいい みなさんはいかがですか? 体調はいいですか? 秋日和の中どこか旅でもしたいものですね 気候の変動で体調の維持がたいへんでしょうけど 元気に頑張っていきましょうね(^o^)   馬肥ゆる秋を欲りゐる雨天か... 続きをみる

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  • 朝の白い月

    今朝もはやばやと徒歩で出勤してきました 今日は運の(マンと言った方がいいかな (笑))いいことに 白い月がくきやかに出ていました 路傍はすでに(自発的に)秋の準備をしています ススキの穂の準備やエノコロ草はあちこちに・・・ そして好きな露草は可憐な青をここかしこに 飾っています(もうすぐ秋だ嬉しい... 続きをみる

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  • おしろいの咲く頃か

    路傍におしろいの咲き始める頃です この花が咲き始めると 季節は一気に盛夏へと加速していきます かつて歌人佐藤佐太郎はこんな名歌を詠みました  台風の余波ふく街のいづこにもおしろいが咲く  下馬あたり           佐太郎 こんな下町の雰囲気をもつのが この花のよさだと思います   晴れたるに... 続きをみる

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  • 星宿の如く

    最近身辺では親しい方が他界したりして 変遷著しいものがあります 私の先師佐藤佐太郎が言ったように 星宿(星座)が時間につれ座標を移すのに似ています 自分が老化すると友人先輩たちもみな老化していて そういう場面が多くなるのでしょう まさに悲歓離合のただ中に居るのだと痛感します 余す時間をどのように過... 続きをみる

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  • 秋川雅史さんの世界

    秋川雅史さんの声楽の世界にはまっています 声だけで一気に青春の頃の感性にまで引き戻してくれます りんごの故郷やいい日旅立ちをはじめ 千の風になってなどで気持ちが浄化されてきます 新しい圧巻としてはタイム・トウ・セイ・グッバイを挙げます 気分が盛り上がって唱いたくなりますが音程が高く 私には無理です... 続きをみる

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  • 懐かしい堰堤

    古里の両子川には思い出の詰まった堰堤が 四つあります 上流から一之井手墓処新橋上と芋井手です 一之井手(いちのいで)は上手の手前は深く 上流に向かい少し浅くなっています そして道路側が空洞のような暗い深みになっていて ここには夕方河童が出ると恐れられていました 墓処(はかど)は近くに村の古いお墓が... 続きをみる

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  • 画人田辺文三

    わが古里西武蔵村の富永というところに 天保年間(1838-1847)に江戸に上った画人がいたそうです たぶん親戚ではないと思いますが 彼は江戸で谷文晁に師事し人物画の画人として成功したようです 西武蔵村誌ではかの滝沢馬琴と親友の間柄だったと記しています そんなわけでヤフーで文三を検索したところ 「... 続きをみる

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  • 作品5句:花の街

    (作品5句:花の街) いつ住むのか東京に やつと親しい春の影法師 十分に花の幸せ感じた 別府はむしろ花の街 八重桜はやちらほらと

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