060420 愛犬の量子はいづく夏隣 海髪干して海村は皆働き手 清掃船黄に出航す春の湾 べら笠子小さくも良し釣了はんぬ 密漁と言ふなよ若布一本抜く 一般漁業権か (老人)
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060427 忘れよと葉桜が言ふ彼の一事 山吹に見よ平安の詩心 転生し良帰れかし春の宵 ヘルパーが当事者にされ春愁に 春深し悩みも深し酒飲むか (南洲)
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060426 明日より黄金週 Xを休むかどうか迷いましたが生きの証のようなものなので年末年始以外は投稿ということにしました(^^) 少し融けミルキーな道春銀河 天頂の一メートルへ酸葉薹 遅れ咲き犬のふぐりが青可憐 カボスの芽よく伸びくれよ蝶が来る 辛夷咲く北の大地の幻に (らしさ2)
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060422 無に帰すといふ理の謎や草青む 春ヒーターそこには愛犬良の霊 ハイデガーを地で行く独裁国落花 初蝶に遇ふそのための芹庭に 蜆蝶蝶言葉一言かけにけり (工作員)
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060425 愛犬の名残のいまだ夏隣 五本木に行かず久しや四照花 四照花はやまぼふしと読みアメリカハナミズキのこと わてほんまどないかしてや紫蘭咲く 姫神と男神神体山笑ふ 鶴見岳は男女二体のご神体 昭和平成令和と生きて夏隣 (らしさ)
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060423 幼絵の川を越え飛ぶチユーリツプ チユーリツプ花の緑は君の夢 叔母の行くホームが決まる夏隣 蒲公英のほほけて我の老進む 犬ふぐり俺もやつぱり土が好き (湯たんぽ)
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060424 草は青弱きに与する性分に お人好しのみの一生に樟若葉 緞帳を見し日もありぬ四月行く 花菖蒲風やはらかな中に咲き 花菖蒲何か吉事のありやとも (愛犬)
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060421 事務所への背戸路にして花馬酔木 凹みたる心を癒し樟紅葉 産業路無駄に広きに茅花咲く 関崎も今年で終り老の春 お人好しのみが取柄や落花晴 (花菖蒲)
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060330 きれいな身の君を偲べる涅槃かな 春愁を消さむ風池の局圧す まんさくの黄に解れ咲き愚を隠す 野遊びの代替にして庭に立つ 酸つぱさで腹を満たししギシギシか (元総理暗殺)
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いつも短歌の方が読みにくいと思うので 変体仮名のいろはを表にしてみました 参考にしてください(^o^)
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060419 八重桜桃色が降る下歩む 山吹に時代はかなりずれてゐる 戦争をしたがる馬鹿に春長くる パネル張り今年の山は笑はざり 電波盗られ山も盗られて春深し (X-エックス)
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060417 暖竹の筍伸ぶや潮の音 虎杖やここ関崎の我がいくり(いくりは岩礁) 魁けて著莪咲く旧市役所横 山吹の黄に咲き社協静かなり 諸葛菜咲き渚辺に恋心 (蛇崩)
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060416 蕺草の芽の魚臭き噛みゐたり 昭和ほぼ何処にもなくて茗荷の子 未明覚め居間にさみしき春はやち 「らしい」とふ語は禁止とも桜散る 花仰ぐ日本の日本らしきもの (過程)
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060415 春暁の駅故郷出て来し寝台車 そこここのとんがり帽子茗荷の芽 半義務の気楽さに鳴く遠雲雀 急がずに休んでお行き仏の座 蒲公英の黄も白も良し競り合ふな (関崎)
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060414 清明やプラトニックの広野原 人はみな挫折を重ね青き踏む 時を消すための何でも春一句 二人一頭一頭の亡き春炬燵 苦しまず逝ければ至福落花はも (マーテル)
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060412 父母の亡き故郷に春の風 あまりにも歳月経たり花なづな 里川に鮠を釣らぬか友いづこ 春ヒーター老の季節は繰り下がり 春深し美味い物食ふのみの幸 (十薬茶茶2)
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060410 厨まで侵略が居る花の昼 芽茗荷の下に愛狗の碗眠る 落胆もいつしか癒えて静か春 菜の花やこの国にまだ希望あり 老兄と老弟の春酒少し (実相寺)
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060409 クルボアジエの萌ゆる勢ひ青き踏む 出過ぎなる蕺草の芽は茶に制す 蕺草の芽の厄介を薬にす 目の前に蕺草の芽を陰干す リンメイシアンツオンチヨンユエンマ春の鬱 (敬宮内親王殿下)
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060407 やまざくら早赤茶けし葉が騒ぐ 目白来て葉から花へと遊ぶ昼 なりはひに着けと落花の散り急ぐ 花の昼うつつ真つことまほろばに 善悪も損得もみな花の昼 (デマ)
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060407 春風やほぼ赤子なる我が向かふ 憧れはなほも東京春の雲 旅をせぬ日々とて踏むや春の土 連翹のとんとん拍子には咲かず 屯して蝌蚪は至福の時の中 (大嘘)
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060405 むしやむしやと蕺草の芽を食ふ男 サンタマリアの船形酒に春の雷 春昼に師の酒J.GAUVINを知る 生かじり蕺草の芽で身を惜しむ ひる返る燕は歴史めくれるか (山桜)
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060403 しづかさや無音たて糸春の雨 涅槃過ぎて為楽の雨のやはらかに 菜種梅雨かな我が庭の時移り 朝まだき目覚一響春雷す 闇を破る音けたたまし春の雷 (陽光桜)
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060402 ドービル飲んで異国の春の潮の音 春の句にあまねく沁みて老の影 ドービルからサンタマリアで春の旅 春の短詩意味のなければ祈りとす 優しかり日本蒲公英の花の白 (舵なき船)
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060331 木蓮の咲けりわぎもこゐる雅 優しくて囁く声す黄水仙 白木蓮が今年も声のなく話す 生くるには地べたが良いと犬ふぐり 水温み少し心の癒ゆるかな (安楽死法)
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060217 水美味し旧正月の朝なれば 春節の語不要 蹴をして脚振らついて春炬燵 春宵の無為が千金オンス酒 外笑内貶裸大将春風裡 韜光養晦遍く及び春無辺 (七十年)
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240110 災害に明けし今年よ凪ぎたまへ 寒天に蕗の薹の子見守れる 平凡と非凡雷同年明けて 何もなき姿が清し冬一木 冬麗にまとふ不浄を晒さむか (過程)
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朧かな対人赤面恐怖症 狭けれど蜥蜴のあそぶ庭長閑 鬼野芥子の絮風に乗る目借時 花馬酔木近道といふせどの道 大義なく人と疎遠や晩の春
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存在を尋ぬる句作アリラン忌 元三浦梅園学会長財前豊弘師忌日2月28日 反観合一ニの一元気春山居 血肉ほぼ先師に根づくアリラン忌 先師唱ひしアリランの唄謝恩会 知恵もてと恩師の言葉卒業日
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老いし冬三方陣も役立たず 未明覚め老はヒーター炬燵より いよよ歳末悲歓離合が身に重し 初雪のかく難敵にならむとは 勝負が損得がみな去年今年
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今朝は梅雨明けのように爽やかな晴天です 早朝出勤してきましたが 先日えのころ草が穂を立てたのを見ましたが 今朝は生垣に木槿が咲いたのを発見 そんな風景に少し秋めいた雰囲気を感じました 今日も亦頑張りましょう(^o^) 梅雨晴の街上もまた呼吸して 田辺風信子
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皆さんお寒うございます すごい寒波が来ていますね 山間部雪のエリアが九州大分まで すっぽり覆っているみたいです 年をとるほどどうも寒さが身に応えます どうか風邪など引かないよう くれぐれもご自愛下さい ではまた今日一日が 良い日でありますように^_^ 昭和遙けし夕べ匂ひし大根汁 田辺風信子
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ご心配をおかけしましたが 巻爪が治りました どうしたかというと いじくらないでひたすら待ったのです それと爪切りの時の深爪タブーはもちろんのこと 痛いのでとかくすり足で歩きがちですが それはますます巻爪を助長するそうです そんなわけで皆々様に感謝です 土手に行きたい日向ぼこがいい 田辺風信子
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事務所の外の風景を見て 俳句を1句作ってみようと思います まず写実ということで目に入るのは 山桜の老木に葉々が色づいて見えます 揺れているので風があるようです 小春日和で別府湾へ降りる坂道が 明るく光って気持ちのよい一日になりそうです そこで1句 老いし木の紅葉がすがし鶴見郷 田辺風信子
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060418 赤茶けし海髪(おご)干して波止波無音 老いし青鷺老人我の魚を待つ 蒲公英のほほけて庭が季移る 湯の街の助演女優の八重桜 魚釣れぬ晩春の釣鳩と遊ぶ (志満先生)
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060413 白魚の中途半端を愛しけり 独活掘るや土の香りに涙して 目高をり川の端には淀みあり ガサガサをするクレソンの青を踏み 剽軽な顔で出でたりビリチョコが ビリチョコは国東両子弁でヨシノボリ (しづやかに)
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060411 しのび来る心筋の張り蕗の花 花桃の門や両子の払郷 清明の未明にひとり幽親し 花木枯れ写真の花と花見酒 落花して無常を更に言ひ張るか (十薬茶)
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060406 しんしんと春茸の菌が榾に沁む 田平子が花穂立て旅に出よと言ふ 末端の俳人にして酸葉食む 時長けて早蒲公英が穂絮上ぐ 山桜盛んなる下四苦ひそむ (不穏)
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060404 春雷の遠くなりたる未明覚む 心いま内へ向かふに春の雷 轟きて何を諌むや春の雷 春雷の一閃時空過去に開く 政治家が民を欺く花の昼 (故志満先生施与)
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060401 サンタマリアのドーヴィル〆めや燕来る 注.サンタマリアもドーヴィルもブランデーの銘柄です 吹く南風に心がそよぐ一日かな 万作のほぐれて黄なる幸の中 霞立つ朝間の街を出勤す 窓外に咲く山桜褒美とす (まほろば)
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060326 飯を食ふ形いろいろ花衣 街上に風の音なき花曇 蕗の花咲くらし萼の解れけり そこら中物打ち鳴らし春疾風 過ぎゆけばただの記憶と春一句 (日本酒の会1)
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060315 良君が恋ほし春宵もて余し 空しさは春ヒーターの無機の音 翻訳は失敗したかと山笑ふ 青い山脈英訳 蕗の薹ほぐれて心解れけり 眠るとは良君のこと薄暑の日 昨年五月十日 (事案)
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060314 狗を看取り今は肯ふ春の夜 両腕の中で看取り 見るテレビなき沈黙の物芽時 しんしんと命の音か春の身に 狗が先に逝きてもどかし春の夕 春宵や背表紙を貼る拙句集 (先師)
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060311 先ずは東災忌に黙祷(東日本大震災の日を前述のように呼び句作してきました)-黙祷終わり- 老健を辞めて久しや東災忌 ユニツトケアを共に組む事始にて 包割れて緑鮮らし蕗の薹 二つ落ち白花椿早黄ばみ 孤独なる踊子草を見る孤独 (生命ーいのちーの光)
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060309 思はざる三月の雪早出の路 法舎報に載せんと踊子草を撮る 梅咲くや散り方の花震へゐて 踊子草庭狭けれどよく踊れ 冬は冬春は早よから蛙鳴く 耳鳴の蛙 (わたつみ)
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060306 良い物を少し老我は(自由律) 暁の朧へ昇る湯のけむり 花は花葉は葉の自在やまざくら 白昌画に 春昼の老人が待つ販売車 けふは何食ふかピザ良し春未明 (国際法)
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060226 妻寝ねし後の静けさ春の夜 犬死んで春愁こころ何に置く 春愁をさしあたり消し酒の宴 春雨や朝の暗さもほのかにて 朝より雨音まるき雨水かな (琥珀色)
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060225 やり直せやり直せ直せとぞ春一番 挫折など過ぎれば風よ春はやて 乾坤を行く行人に春の風 古里の久保どん山の木の芽かな 春空へH III上る夢開き 2月17日9時22分22秒 (生活介護)
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060216 友の社の玩具が月へ春快挙 侵略を許してならぬ春の陸 春炬燵戦のデマが空を舞ふ 春愁や己が死場を探すなど 鎮台に死したる父祖や草青む 田邊善三郎 (人の最期3)
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060215 巨大ロケツトH3延期雨水前 17日に 庭芹を摘むやほとほと田舎人 如月や未解がいまや心地よく 文化への干渉はよせ春侵侵 民貶す長珍しや春の怪 (人の最期2)
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240210 人はみな過去となりたり老の春 未明より我に親しや春炬燵 めげるなき君か今年も蕗の薹 春立つや空しく軽き右腕も 春愁や今更に知る母の海 (昼酒)
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240208 久々にお手伝いで契約書(案)を作成(現役モドキ呆けです(^^)) 駒打つて春の山気の如き吸ふ 隠遁の安心が即春愁に 無へ歩む生きの現や春無辺 七十路の孤独に慣れて豆を撒く 負の連鎖尽く去れ鬼やらひ (愛狗)
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240128 沈黙し冬の静寂の底にをり テレビ見ぬ暮らしに慣れて春を待つ 老いて知る世間の歪春恋ほし 両子川水のちろちろ枯葦へ 山深き両子の里の枯木立 (価値観)
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240113 とろろ飯いづれ一生は土で良し 日常は無機に過ぐるや七日粥 六神とふ丸薬併せ七日粥 帰郷の宴七日粥までもう少し 兄と我微妙に競ふ今年酒 (録音)
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231119詠 山谷ある布団の国に埋もるる 夜毎抱く湯たんぽを我が友とする 行かず久し銀座柳の冬のバー 熱燗の梅干入と真砂女さん 愛狗の声北風に消え夢覚むる (赤プリ解体)
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231118詠 見守り事案に血圧上る北吹く日 人のため生くる性分菊一輪 ターミナルケアの尊さ石蕗の花 ラジウムの調査も遠し老いて冬 眼球提供某業も過去日向ぼこ (芹の庭)
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231110詠 「ラツキーどうしたの」冬の夢覚め愛狗ゐず 実南天難を変へよと見て祈る 赤黒のボールペンとも冬来る 物見れば句にする老の冬一日 生物好き庭好きの我小六月 (入管危機の歌)
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231011詠 実紫湯の街は常湯気が立ち 鉄線花色褪せること知らぬらし ランタナの鉢に囲はれ世に馴染む 愛狗逝き秋日意義なき時が過ぐ 刈り残す草に縋るや秋揚羽 (短歌の部)
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230915詠 老いらくの片恋もあれ空気澄む 愛犬の首振もなく空し秋 狗を容れて黄泉は楽しか曼珠沙華 狗の舐めし腕が手ぶらに街気澄む 用無しの両の手軽し秋の日に (短歌の部)
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230904詠 わたつみに真水湧くとふ葉月潮 行かずなり久し茅場の思ひ草 乙女らがはなりの髪の山花野 秋の灯のしたしき未明一句とす 秋空といふに居座り入道雲 (短歌の部)
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230825詠 ウイキペデイア何の権威ぞそぞろ寒 電波をば牛耳る外資秋深し 大河などとうに滅びて無為秋夜 音色いま雑音といふ虫時雨 趣味域の歌人もよけれ秋深し (短歌の部)
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十分に生きたと思ふ春の月 長実雛芥子愛でをり己一人のみ 春宵に変体仮名の深化あり 晩春の朝起きしかば常の打坐 鬼野芥子の絮ほほけ飛ぶ庭の中
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うまごやし一遍上人上りし浜 かたかごやもう悩むのはよせよ君 寝転んで空を見よとぞ紫雲英咲く 覗き見る仏所の枝垂桜かな 沈丁の平等互恵の香りかな
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地下車庫に帰るいく年つばくらめ 燕来るしばらく返る技見せず 草野球に興ずる平和雲雀鳴く 赤提灯いつしかなくて馬酔木咲く 育める関の虎杖をさなけれ
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田の傷は泥にて癒す畦を塗る 青き踏むとき老人も生きてゐる さしあたり馬刀に塩差す磯遊び 春燈の下にしのぶや真砂女さん 四阿(あずまや)の遍路覗きし日も遥か
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赤心亭行田法舎夢おぼろ 非営利をとことん目指す花の昼 まづもつて叔母のケアより花咲かす 老介護身障介護花三分 奥沢に見し花筏花の夜 かつて住んで
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耕耘機ぐらりと父もともに揺れ 長針のコトリと進み目借時 もう休みたいぞと止る田鋤牛 農具市発動機の輪たのもしき 無残かな野を焼いて命更始とは
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千年前の随筆かこれ花衣 平仮名の生るるさまかな花吹雪 春愁や人の心の善悪に 春の闇自他を隔つる淵がある しんしんと未発の中の花息吹
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失敗の報踊る日に土が降る 失敗を喜ぶメディア春埃 迎合をせぬ頑なに春の雨 安寧は時来れば咲く梅の花 ドクダミを掘ればそこここ蕗芽吹く
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春立つや夜尿ついでに早起し 立春や早起分は炬燵寝に 右肩に帯状疱疹感じ春 イブ飲んで生態系も春にする 浅春のアメリカ上空気球飛ぶ
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早々と仕事納め式(形だけ)を済ませ ました。みなさん、今年はお世話にな りました。来年も4日に仕事始めをし ますので、よろしくお願いします。で はよいお年を!
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(作品5句:花の街) いつ住むのか東京に やつと親しい春の影法師 十分に花の幸せ感じた 別府はむしろ花の街 八重桜はやちらほらと