(作品5句:初夏のまへの春) 揉みいづるがに柿若葉 ちゆうれ中間ガヤ芸人 イタドリも芽吹いた 梅の青実少し多いぞ 初夏のまへの春になつた
2018年3月のブログ記事
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(作品5句:鍔競合ひ) 一面の光となつて花 花の街だよヨーイヤサー 薄桃の雲はよー街ざくら 何何フアーストの世界連鎖 AIで米中鍔競合ひ見てゐる日本
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(作品5句:無音) 押しかぶさつてきて桜満開 夢のない政治家いちやもん ぽつりぽつり魚腥の芽 丸つこい双葉これ青紫蘇 テレビ消して未明の無音
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お日様 黄ばんだ蕾だけの桜の下ゆく 温研まへの桜も蕾 三時に起きてぼーつと老人 丹波山の主婦の遠足日向ぼこ 春お日様はありがたい
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先日来作品としてⅠからⅣの「ことのは」を発表しました これは友人家族先生方の言葉で私に影響を与えてくれた語の断片 つまり友人たちの言葉である一方で私の脳裏の言葉です 言葉には私の感謝の意を込めて実名を付したいと思いましたが 今とかく個人情報に厳しい目が向けられるので 既に亡くなっている有名な先生の... 続きをみる
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(作品5句:ことのはⅣ) そいな奴には足しちょけよ 兄 そいな確ともねえ 母 兄ちやんは同意でいいな 妹 各曲宝の山だね 県庁友人KK氏 誓ちやん久しいのう今日は何事 両子寺元住職
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(作品5句:ことのはⅢ) 仕事をすれば請求は当然 友人M氏 東京大丈夫ノイローゼになる人も多いのに 県庁友人TM氏 人間はパンツを穿いた猿ですよ 県庁友人MO氏 銀座稲荷に毎日成功を祈つたよ 俳人(友人)MN氏 俺進学にしたぞ 友人KS氏
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まじめ過ぎる 俳人N氏(友人) 病気の時くらいは哲学でも読めよ 高校MT君 時が解決するわ 兄 僕がアフターケアするから 県庁T上司 文に「私は」が多すぎる 妻
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(作品5句:ことのはⅠ) つくしのごとくすくすくのびよ 幼稚園高橋・三浦先生 要らんことまで言うな 小学校財前先生 勉強せなつまらんぞ 県庁U上司 大げさに詠みなさいよ 歌人佐藤志満先生 今度国東に行こうよ 俳人鈴木真砂女先生
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(作品5句:未済) 東災忌南無七年 価値ひつくり返つて七年しづか 二万余のみ霊を心底に守る 西日かうも伸びた 日伸して人生なほ未済
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(作品5句:廬山) 鶴ちやん修行と自在 形踏まへて形を離る 書はその余白にて命得る 自在は独善も亦可 山山廬山両子山
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(作品5句:玻璃窓) 春のうしほ北の泪含んで 梅の落花がひよ鳥の仕業か 啓蟄近い私も穴を出るか 老化ずんずん晩酌酒二勺減る 目白遊んで玻璃窓明るうす
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題廬山 平成30.3.5 于映像看過的廬山揺動心(映像に見たる廬山に心揺る) 蘇師也詠的這山親近(蘇師も詠みたるこの山親し) 注─蘇軾には、「題西林壁」がある。また、この山麓に空海と 親交のあった可能性もある白居易の草堂がある。
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見えない風 目白二羽不即不離に梅の蜜吸ふ ひよ鳥目白から梅花横取り 梅咲くと鳥の楽園かつ戦場 虫になつて座つてみたい仏の座 見えない風が暖かいな
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(作品5句:空海さん) 「ん」これ空海さんのお土産かい 小鳥ぽろぽろ梅の蕾を地にこぼし 一片の青空に黄光犬ふぐり 手をつなぎピンチもプラスTPP らあちゅゝるうちゅゝ母が筵打つ