冬帝のこゑ赤貧の 如くあれ 宇国よりもののふ便り 北吹くな もののふの命は重し 冬よ凪げ もののふの武運沢庵 漬が待つ 命賭し守るべきあり 冬木の芽
2022年11月のブログ記事
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木枯の海へと吹けり湾見坂 柿の紅葉拾ふやせまき家の庭 熱燗に金平の他思ひ得ず 華やかといふには寂し花辣韭 水鳥のいくりに一羽遠見して
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今日は日曜ですが、9時半から 行きつけのクリニックでワクチン注射を 受けます 今回が、最終とのことで、やっと きりをつけられます(^o^)
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今日は地区の句会で 吟行とその後句会をします 上人が浜だとか (吟行即詠句です) 実の生れる樟みつつなぎさ行く 冬麗の空に紛れて佐田岬 飛び交へる電波の下に冬の潮 寄せ返す冬波一生(ひとよ)これに似る 落葉踏む音海波の音の中 青々と光る葉あひの海桐(とべら)の実
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春菊を食べ口中に浄らかさ 湯湯婆に守られ昨夜(ゆふべ) よく寝ねし 茶の花や両子より来て 咲きつぐも 卓上の墨汁さむし代書室 目に見ゆる全てが句材 冬深む
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未明より床に励むか冬の蟻 朝時雨頼らるる身の寂しさに 日向ぼこもつとも好きな川の土手 とろろ飯食べ人生はこれで良し 孖山(しざん、両子山のこと)眠る 享保の師は故郷の師(三浦梅園)
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冬昴すぼみて終に見失ふ 冬星のカペラはあれかとぞ通ふ 湯湯婆壊れ母みまかりし時に似る 冬紅葉こころは何の欠落か 冬木立孤独を愛すはずもなく
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朝即詠5句 返り咲く桜や母の亡き故郷 祖父の得し山に掘りしととろろ飯 大人刀自の増えて兄弟酒の冬 くれなゐの桜葉もみぢ法舎の窓 つづまりは俳句三昧神の留守
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さっき歩いて法舎に来ました 星がよく見えシリウスとベテルギウスの ほぼ延長線上にある赤い星は 友人の言う火星かなと思いました オリオンのリゲルも見えました
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ドクダミの地下帝国を 冬耕す 冬景によきランタナも 侵略種 昏れてゆくほのめほのを も神の留守 老によき運動として冬 耕す 疲れ果ていはば冬耕拒 否症に
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櫨の実や打詰といふ 罠ありき
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早出して法舎は冬の静寂かな
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外小春いまCDの焼けし音
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別府のラーメン店の老舗だった天心軒が 奥さんが亡くなったことにより廃業されました ほんとに隣保班でもありお世話になりました 感謝の意を表し一句 懐しき筷子袋(かいしぶくろ)や 廃舗(みせ)小春 田辺風信子
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ボーカルでてこずっていたオリジナル 「GODDESS COMES」を、何とかNGなく 録音できました。ほっ(^o^)
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卓上に墨汁冬の句を探す 観て作る俳句か伸ぶる冬芽など 正義なら勝つべし冬帝与力せん 代書屋は老いて口のみ炉辺にゐて 初冬に祈る宇は屋根露を消す
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オリオンの豪華弁当梅三つ ギャシー船長酒場開きし街小春 旅に行きたしバンクーバーの秋みれば 早出してヒーター嬉し代書室 冬の蚊の餌なる我にまつはり来
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行秋をかの日をおもひつつ送る 山桜の老樹のもみぢ冬に入る 初冬に故なき孤独こみ上ぐる 首もたげゐし石蕗のけふ咲けり 涸川となる庭なかの作り川
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昨日調べて、標記の星を覚えました。オリオンの四角を正面にして 右側に見える赤みがかった星です。赤色矮星で、太陽質量の約1.5 とのこと。
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いま十数分歩いて、事務所に着きました。即詠に挑戦。 オリオンが中天の場所手放さず 平家星いよいよ赤し妖しけれ 行秋の未明シリウス純白に かへりみて悲歓離合の秋思かな 安けくも未明の静寂冬どなり