行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログ

医療福祉と文芸が専門の田辺と申します。どうぞよろしくお願いします(^o^)

自由律俳句の意味

自由律俳句をして分かることは
句が連用体を保つ必要があり
倒置法や体言止め不定のリズムなどを要し
つまり常に吐息に含まれるような
臨場感を保たねばならないということである
要は韻の意味を逆方向から教示してくれるのである
かつて同じ目的だと思うが
あの定型俳句の神様である高浜虚子が
一時期自由律俳句を作っていたことも頷ける
そんなわけで迷走する私の自由律俳句も
全く無駄ではないようである
  葉桜がここにをるぞと揺れて  田辺風信子

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