短連歌のあそび
和歌の上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を
別の人が詠めば短連歌の作品になります
この場合不即不離が大切です
即きすぎれば面白くなく離れすぎれば意味不明です
上の句を独立句としてその行間を埋めるようにすれば
俳句とその余韻の関係が現れてくるかもしれません
ちなみに一人遊びでやってみたので記します
古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉
思考の中も水輪のゆらぐ 風信子
雀の子そこのけそこのけお馬が通る 一茶
嫁ぎゆく娘のかすかな泪 風信子
遠きこゑ硯は月を浴びゐたり 楸邨
彼此なき月は大和も明かせ 風信子
龍胆の道延々と苦死の海 孝臣
今は黄泉にて友と遊ばん 風信子
白魚のさかなたること略しけり 道夫
命は流れゆく時なれば 風信子