行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログ

医療福祉と文芸が専門の田辺と申します。どうぞよろしくお願いします(^o^)

短連歌のあそび

和歌の上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を
別の人が詠めば短連歌の作品になります
この場合不即不離が大切です
即きすぎれば面白くなく離れすぎれば意味不明です
上の句を独立句としてその行間を埋めるようにすれば
俳句とその余韻の関係が現れてくるかもしれません
ちなみに一人遊びでやってみたので記します
  古池や蛙飛びこむ水の音       芭蕉
    思考の中も水輪のゆらぐ     風信子
  雀の子そこのけそこのけお馬が通る  一茶
    嫁ぎゆく娘のかすかな泪     風信子
  遠きこゑ硯は月を浴びゐたり     楸邨
    彼此なき月は大和も明かせ    風信子
  龍胆の道延々と苦死の海       孝臣
    今は黄泉にて友と遊ばん     風信子
  白魚のさかなたること略しけり    道夫
    命は流れゆく時なれば      風信子

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