百草園詠(推敲後)
百草園詠(推敲後)
炎帝に押され巡るや百草園
百草園は侮れないぞ炎天下
四阿に翁の影と汗を拭く
芭蕉翁の頭巾の色か額の花
片陰を伝ひ芭蕉碑に辿り着く
炎天を逃れひややか庵の影
睡蓮は見えねしづかや心字池
石身のはせを天神炎天下
睡蓮のまだきにひそと心字池
老我と影は翁や濃紫陽花
三四郎池よりぬるき夏の風
百草園の旅の余韻にさみだれす
愛犬を弔ふ日々に園巡る
炎天に雀蜂さへ喘ぎ飛ぶ
吟行を登山に変へて百草園
百草園詠(推敲後)
炎帝に押され巡るや百草園
百草園は侮れないぞ炎天下
四阿に翁の影と汗を拭く
芭蕉翁の頭巾の色か額の花
片陰を伝ひ芭蕉碑に辿り着く
炎天を逃れひややか庵の影
睡蓮は見えねしづかや心字池
石身のはせを天神炎天下
睡蓮のまだきにひそと心字池
老我と影は翁や濃紫陽花
三四郎池よりぬるき夏の風
百草園の旅の余韻にさみだれす
愛犬を弔ふ日々に園巡る
炎天に雀蜂さへ喘ぎ飛ぶ
吟行を登山に変へて百草園