230701詠
230701詠
くにさきの明子蟹(あかりこかがに)が山登る
山へ行く蟹のあはれや道に轢かる
六郷の山登る蟹みな小さし
あかり子の蟹慈しみみな食はず
悉皆仏蟹を愛すや両子谷
百草園詠その2
炎天を逃れ松連庵の影
睡蓮は見えねしづかや心字池
石身のはせを天神炎天下
睡蓮のまだきに心字池ひそと
老我と影は翁や濃紫陽花
230701詠
くにさきの明子蟹(あかりこかがに)が山登る
山へ行く蟹のあはれや道に轢かる
六郷の山登る蟹みな小さし
あかり子の蟹慈しみみな食はず
悉皆仏蟹を愛すや両子谷
百草園詠その2
炎天を逃れ松連庵の影
睡蓮は見えねしづかや心字池
石身のはせを天神炎天下
睡蓮のまだきに心字池ひそと
老我と影は翁や濃紫陽花