銀座稲荷
今は閉店したと聞いていますが
銀座1丁目柳通の一角に俳人ほか文芸人に
親しまれた小料理屋がありました
名前は卯波女将は有名俳人の鈴木真砂女さんで
銀座稲荷はその店のすぐ近くにありました
店には私の東京転勤を祝うと俳人N氏が
案内してくれました
なぜこの話かといいますと
目の前に真砂女さんご本人から購入したエッセイの
「お稲荷さんの路地」が目に入ったからです
本は妻が暇なので俳句でも作ってみようかと
少しずつ勉強中です
あの頃からはや25年が過ぎました
真砂女氏はすでに他界され店は閉店になり
出世された俳人のN氏には久しく会っていません
時の加速はいよいよ増し私のドジ老化は
日々著しいです(*^_^*)
秋思かな過ぎしかば皆幻に 田辺風信子