酸葉(懐かしい草)
子どもの頃の思い出が詰まった草に
酸葉(すいば)があります
俳句の季語になっていて「すかんぽ」とも
「(赤)ぎしぎし」とも呼ばれています
小さいころ春になったら
マッチ箱に塩を詰め込んで
酸葉(両子弁はシシバ)を摘み
塩を葉で丸めてよく食べました
その酸葉が今年もわが家の庭に生えました
故郷をルーツとする親しい草です
なりはひの最後の砦酸葉摘む 田辺風信子
子どもの頃の思い出が詰まった草に
酸葉(すいば)があります
俳句の季語になっていて「すかんぽ」とも
「(赤)ぎしぎし」とも呼ばれています
小さいころ春になったら
マッチ箱に塩を詰め込んで
酸葉(両子弁はシシバ)を摘み
塩を葉で丸めてよく食べました
その酸葉が今年もわが家の庭に生えました
故郷をルーツとする親しい草です
なりはひの最後の砦酸葉摘む 田辺風信子