第100篇:聴風居
(第100篇:題聴風居)
やっとノルマを達成しました。これで漢詩から
開放されます。ちなみに、歌人A先生の屋号命名
時にくださった一首をご紹介させていただきます。
別府湾の潮見え山よりの風を聴く君が住む家
羨しきろかも
賢兄命名聴風居(賢兄名付けたり風を聴く居と)
這居颳風的原故(この居風の吹くゆえなりとぞ)
加付潮見亦好哉(加え付す潮見もまたよろしと)
開窓得看見湾海(窓を開くれば湾海見ゆるゆえ)
得名忽過二十年(名を得てたちまち過ぐ二十年)
其間朋友来且去(その間友どち来りてかつ去る)
老了人們去不帰(老いしかば人らゆいて帰らず)
一首歌只剩下哉(一首の歌のただ残るのみかな)