行田法舎(ぎょうでんほうしゃ)のブログ

医療福祉と文芸が専門の田辺と申します。どうぞよろしくお願いします(^o^)

231006詠

231006詠
神無月墨書仕上がる一八丸 句集ヒトハマル
四百句の自選句集に月明り
そこはかとなし別離後の神無月
蓑虫の宙に眠れる風の中
庭畑に草の穂立たす残生か


昨日のささやかな発見
1 庭の刈り残した茗荷の茎に黒揚羽の蛹一つ
2 事務所裏の空地の茶の木に数年経て蕾一個


(短歌の部)

×

非ログインユーザーとして返信する