作品5首:23年秋の1
友が家に未明よりのむ酒うましいまし山の端
に太陽いづる
レアアースの商取引を熱く言ふ友の瞳がいた
く輝く
庭なかに摘みし羊蹄を酒肴としのむ酒うまし
語らひながら
粘りある赤土を掘るさいはひに浸りてひとり
山芋を掘る
求道者の貧たるべきを説かれたるいにしへび
との心したしも
友が家に未明よりのむ酒うましいまし山の端
に太陽いづる
レアアースの商取引を熱く言ふ友の瞳がいた
く輝く
庭なかに摘みし羊蹄を酒肴としのむ酒うまし
語らひながら
粘りある赤土を掘るさいはひに浸りてひとり
山芋を掘る
求道者の貧たるべきを説かれたるいにしへび
との心したしも