シロハについて
シロハ(国東両子地方)という何の変哲も無い雑草があります
思い出としては川に釣りに行くときあちこちに茂っていたこと
駄を飼っていたとき(牛を飼育)青物として与えていたこと
初夏の頃に赤と黒の縞模様の毛虫が付いて草全体を不気味に揺らし
ぞっとしながら通り抜けていたことなどです
それがこの頃実はカラムシという古くから利用された草で
茎の皮から繊維をとり糸をつむいで
麻に似た布を作っていた草だと知りました
人生60余年やっと得た面白い知識でした
世の中にはほんとに知らないことがたくさんあるなと
脱帽した次第です(笑)
カラムシをふみしだき着く秋の川 田辺風信子