近詠5首:なづな
やすらかに春の朝日のさし来りやうやくに得
る至福の如し
梅の木に蕾のあまた付ける見ゆ寒かりし日々
を越えたる力
ひしひしと平成の幕迫りくる戊戌の年の春浅
き頃
菜の花を見に古里へ帰ろかな兄と飲む酒もさ
ぞ美味からん
道のべに白つつましきなづな咲き両子の谷は
常のしづけさ
やすらかに春の朝日のさし来りやうやくに得
る至福の如し
梅の木に蕾のあまた付ける見ゆ寒かりし日々
を越えたる力
ひしひしと平成の幕迫りくる戊戌の年の春浅
き頃
菜の花を見に古里へ帰ろかな兄と飲む酒もさ
ぞ美味からん
道のべに白つつましきなづな咲き両子の谷は
常のしづけさ