第76篇:候室消時
聴機遅発要整備 (聴く機整備を要し遅れ発すると)
待三時間也沒事 (三時間も待つにすることあらず)
発意要作一首詩 (発意して一首の詩を作らんとす)
詩難成以易消時 (詩を作るは難しく時消し易しと)
候室有時客甚少 (待室は時に客甚だ少なき時あり)
閑散而且人語少 (閑散として且つ人語のすくなし)
嗚呼眼皮沈重了 (ああまなぶたがいと重くなりぬ)
一層睡入過夜哉 (いつそ眠入りて夜を過ごさんか)
聴機遅発要整備 (聴く機整備を要し遅れ発すると)
待三時間也沒事 (三時間も待つにすることあらず)
発意要作一首詩 (発意して一首の詩を作らんとす)
詩難成以易消時 (詩を作るは難しく時消し易しと)
候室有時客甚少 (待室は時に客甚だ少なき時あり)
閑散而且人語少 (閑散として且つ人語のすくなし)
嗚呼眼皮沈重了 (ああまなぶたがいと重くなりぬ)
一層睡入過夜哉 (いつそ眠入りて夜を過ごさんか)